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保形物手術とは

最近、著しく発展した男性医学及び治療技術により、性機能障害を持っている患者が積極的な治療を通して正常生活の質を高めることができました。勃起不全治療は、原因を除去することが必須であり、心理療法、非手術的療法、手術療法に分けられ、非手術的治療としては、薬物服用、陰茎海綿体内に勃起誘発剤自家注射、勃起誘発剤を尿道に投入して勃起を誘発する尿道座薬投入法、真空陰茎吸入器などがあります。
治療方法は、患者の置かれている状況に応じてその診断的アプローチと治療の方針が変わることがあり、方法を選択することは、患者が全ての治療方法について熟知した後、好みによって決めなければなりません。勃起不全を訴える多くの患者は、精神的要因を克服できない特徴を持っています。したがって、まずは精神的原因を治療すれば、これは自信感へ繋がって、結局、損傷した勃起不全及び性的遂行能力の回復を期待できます。
専門医と相談して緊張を緩ませ、性的苦痛を円滑に遂行できるよう、現実的期待と援助が持続的に行われるようにすることが、疾患を治療することに多大な効果を得られます。このような精神学的相談と治療が内科・外科的治療と併せて行われることは、治療において非常に重要な要素です。性の治療は、患者本人とパートナーとの治療に対する意志と合意が重要であり、内科・外科的治療の併用に対する理解が共に重要なところです。
手術的治療-陰茎保形物手術

陰茎に人工的に作った保形物を挿入し、自分が望む時、勃起状態を調節できるようにすることで、陰
茎の感覚や射精機能には変化はありません。
これは、如何なる勃起不全の場合も、可能な限り最も確実な勃起不全治療法で、非常に安全で比較
的に合併症のない素晴らしい手術法であって、保形物自体に欠陥が生じると、再手術しなければなら
ない欠点はあるが、機械的欠陥による再手術率は、5年間3%未満に過ぎず、簡単な矯正手術で解決
することができます。
施術後も自然で、お風呂場でサイズが大きく見えること以外は、他人から見ると分かりにくいです。日
常生活で登山やテニス、ゴルフをする時も何ら支障もありません。自分が必要な時、いつでも勃起さ
せ、自分の思うままに調節できます。

陰茎保形物の種類
陰茎保形物は、永久的に使用するため、保形物の選択は患者の陰茎の大きさと形、陰茎海綿体内の病変の有無、患者の精神健康状態で機構を作動させる能力、患者の年齢、経済的能力、患者の性配偶者の期待値などを全て考慮し、専門医と相談した後、適切な保形物を選択することになります。

屈曲型

屈曲型は、普段は曲げて、人の目につかないように隠しておいて、使用する時だけ伸ばして勃起状態をつくることができます。屈曲型は、手術し易く、局所麻酔で手術ができるので、手術tした当日退院できます。手術費も安くて、機械の故障率も非常に低いです。
しかし、膨張型に比べて勃起状態の強直度が落ちるし、ペニスの太さが増えないため、自然に勃起する時のペニスの大きさより小さく見えます。
また、ペニスが常に準勃起状態を保つため、銭湯のような場所で人の視線を意識しなければならない短所もあります。最近は、屈曲型よりも優れた保形物がたくさん出ているので、特別な場合のみに利用されています。

三つ片膨張型

1973年、アメリカスコットト(Scott)博士によって初めて紹介され、勃起柱にそれぞれ1個ずつシリンダーを位置させ、小さいポンプを陰囊に設け、恥骨の後ろの下腹に60~100ccの液体が入っている貯蔵庫を植え付けます。陰嚢内の小さいポンプを何回か押すと、貯蔵庫にある液体が勃起柱の中に入っているシリンダーへ移動して勃起し、性交が終わった後、ポンプ下の部分を少し押すと、勃起柱内の液体が再び貯蔵庫に移動してペニスが緩みます。三つ片膨張型保形物は、現存する保形物の中で最も自然勃起に似ていて、陰茎保形物の教科書的な標準型といえるし、現在、約90%が三つ片膨張型で施されています。また、最も機械的信頼度が高く、患者の満足度や陰茎の硬直度、陰茎周りの増大、勃起状態の自然性なども保形物の中で最も優れ、手術1年後の患者の満足度が95%に達します。
本人の射精及び快感はそのまま保たれ、パートナーを常に満足させることができます。